689人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――――
―――――――――
話が着いた後
近藤が仕切り直すように口を開いた
「話も着いたことだし
自己紹介でもするか……
山崎君から聞いているかもしれないが
私は此処、壬生浪士組の局長を勤める近藤勇だ」
近藤はそう言ってニカッと笑う
「私は副長の山南敬介と申します」
山南も優しそうな笑みを向けてくる
ただ、
「土方歳三。副長だ」
土方だけはずっと睨み続けてきていた……
だか、そんな土方の睨みなど気にもせず、私は呑気に土方の眉間による皺だけを見ていた
(……噂通り、凄い皺だな~)
.
最初のコメントを投稿しよう!