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私達の剣道部の合宿では
毎回男子部員が
稽古ではなく食事の時に地獄を見る
よしおは特に特性上やはり一番辛いポジショニングを迫られる
かわいい一年生のマネージャーが白飯のおかわりが必要かどうかをよしおに聞く事が多々ある
それは地獄の始まりを告げる私達部員だけの合図
もちろん断れる空気ではない
お腹は完全に合宿のハードな稽古でイカている
そしてマネージャーは日本昔話のような山盛りご飯を盛るのが異常にうまい
食べない という選択肢はとうのむかしに消えている
結果青い顔をしながら
白飯を頬張るのだ
部員の体力によってはオカズが大量に残ってしまうこともしばしばある
その日はすき焼きだった
シメにうどんがでた
味がよく染み込みとてもおいしそうに見える
ただ誰も手をつけなかった
ああ そうだ よしおがいる
彼はまだ白飯をおいしそうに食べているじゃないか
味の濃いうどんなんか最高に白飯にあう
うどん丼にして食え
うどん丼にして食え
うどん丼にして食え
うどん丼にして食え
うどん丼にして食え
略して う丼
結局優しいよしおは
軽くう丼を食べました
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