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青空を眺める
一人の青年は学園へと足を踏み入れ
別の場所では青年の弟が
頭を抱えて倒れこんだ
弟は一瞬何かを言おうとしたが意識が途切れ
その時どこかの森で
少女は目を覚まし歩き出していた
まるで誰かを探すように
それを空から見つめるは
幽霊の青年
彼は少女を懐かしそうに見つめていた
そしてその場所で過去に
一人の少年が友を殺していた
彼の唯一の友を
そうして時は過ぎて彼らは出会うのだ
この‘戦線学園’で
それぞれの運命と過去を受け入れるために
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