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2015年5月4日1445時
ヤザルク共和国ロンドブルク空軍基地
暖房の効いた暖かい部屋の中から雪の降っている外を見る。
さっき哨戒から帰ってきたSu-37戦闘機がハンガー(格納庫)に入っていく……
ハンガーの中で整備士達は忙しそうに動き回っているのが少し離れた俺の所からもみえる。
俺の名前はウラジミール・ベズルコフ
ここヤザルク共和国で空軍のパイロットをしてる。
部隊の名前は第3航空軍第195戦術航空隊第2飛行隊って名前だ。
俺はこの第2飛行隊の隊長で階級は小佐
部隊には他にメンバーが3人いる。
「隊長、スゴい雪ですよね。
俺の故郷でもこんなスゴい雪はなかったのに……」
コイツは3人のうちの1人ポルフィーリー・ペトローウィチ
階級は中尉で部隊最年少の22歳
ちょうど1年前に派遣されてきたばかりの新人でまだ顔に少し幼さが残っている。
「まあこんな大雪じゃ当分止む気配はないな……
それにここの雪は毎年こんな感じだ。お前が来た年は温暖であまり雪が降らなかったからな。」
そう話しているとフライトスーツの繋ぎを着た男が歩いてきた。
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