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(先輩A走って教室に向かう)
先輩Aの友達…『あなたはAの後輩?』
友美…『はい❗テニス部の一年です。』
先輩Aの友達…『名前は?』
友美…『秋野友美です。』
先輩Aの友達…『あっあなたが友美ちゃんか』
友美…『えっ⁉』
先輩Aの友達…『あっいやAがさ部活の話するとよく友美ちゃんの名前がでてくるからさ』
友美…『えっ❗そうなんですか⁉』
先輩Aの友達…『うん❗どうA、先輩だからって厳しく指導してない?』
友美…『あっそれはないです。A先輩はテニス部一年の全員のあこがれなんですよ』
先輩Aの友達…『えっAが⁉』
友美…『はい❗A先輩はあめとむちの使い方がうまいんですよ。練習試合で失敗しても、その失敗を次の練習試合には成功にできるように努力しようって言っていたんですよ』
先輩Aの友達…『Aの第一印象はどうだった?』
友美…『最初は怖くて近寄りにくかったんですよ』
先輩Aの友達…『(笑)』
友美…『でもいまはあこがれの先輩です。私もいつかA先輩のようになりたいなって思っています』
先輩Aの友達…『へぇ~そうなんだ』
友美…『失礼ですがあなたの名前はなんですか?』
先輩Aの友達…『あっうち⁉うちはAと同じクラスのBだよ』
友美…『じゃあB先輩ですね』
先輩B…『えっ❗先輩はいらないよ普通にBでいいよ』
友美…『(笑)それA先輩も言ってました。でも先輩は先輩なので。なのでB先輩と呼ばせてください❗』
(先輩B少し顔が赤くなって)
先輩B…『…いいよ。じゃあ、あなたのことは友美ちゃんでいいかな?』
友美…『はい❗』
先輩B…『友美ちゃん、さっき言っていたことAに伝えよっか?』
友美…『えっ⁉』
先輩B…『AがあこがれでいつかAみたいになりたいってこと』
友美…『えっいいですよ~』
先輩B…『なんで?』
(友美、少し顔が赤くなって)
友美(小さい声で)…『は…恥ずかしいじゃない…ですか』
先輩B…『(笑)』
友美…『あっじゃあ先輩すいませんそろそろ友達のところに戻ります』
先輩B…『わかった❗あっAのことよろしくね』
友美…『あっはいこちらもA先輩によろしくです』
(友美、舞達のところに行く)
友美…『ごめん❗遅くなっちゃった』
真利…『本当だよ~‼』
友美…『ごめんなさい。』
真利…『なーんてね❗』
舞…『けっこう盛り上がっていたね』
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