352人が本棚に入れています
本棚に追加
/324ページ
『うっ…。もぉ、照れるでしょっ。』
私は、俊の腕をほどき、助手席の方に向かう。
しょうがないなって、ロックを解除するとともに、車に乗り込んだ。
『よしっ、行くかっ。』
『えっ?どこに行くの?』
『やっぱ、海だろ。』
恋人っぽいねって、変な返しをする私。
でも、ベタな感じが、私のとって一番嬉しい。
『海辺のレストランとか行っちゃうか。』
『うんっ。』
すごいいい返事だなって、笑ってる。
最初のコメントを投稿しよう!