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今日は、割りと暇な日で、顔馴染み人が多くて、喋ってばかりで、仕事しない気分になるほど。 『なぁ、なお。そろそろ、紹介してくれてもいいじゃないか。』 突然、そんな事を言い出す叔父。気を使ってか、お客さんが少なくなった今を選んだ事。 『う~ん。考えとく。』 『なんだよ、勿体振るな…。』 そなんじゃないよって言いながら、私は、また何を言われるか分からないので、お水を配りにいくことにした。 背中越しに、そんなにひどい奴なのか…って叔父の呟きが聞こえた。
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