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『尚美、降りるよ。』 『えっ?ここって…。』 私は、訳分からず車を降りると、こっちこっちって手招きする俊。 えっ?それは、私の好きなブランドのショップ。 何故?ここに。頭の中がハテナマークでいっぱいだった。 動こうとしない私の腕を掴んで、早く行くよって引っ張られる。 店の中に入ると、話が通っているのか、試着室に案内される。 そして、淡い水色のワンピースを渡された。 『早く、着替えて見て。』 俊が、笑顔で言ってる。
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