352人が本棚に入れています
本棚に追加
車に乗り込んで、今度は、どこに連れていってくれるのか?
こんなに頑張って計画してくれたんだって、俊の横顔見ながら、そう思った。
『尚美ちゃん、あんまり見つめないでね。』
うっ、ちょっとからかうよにワントーン声を上げて言う俊。
『いいじゃん。かっこいいだもん。』
ぶって吹き出す俊を見て、勝ち誇る私。
すると、俊の左手が伸びてきて、私の脇腹をつつく。
私が、声を上げて、よじれるのを楽しんでる。
『もぉ、やめて、ギブアップ!!』
あははは……、俊の笑い声が車中に響いた。
最初のコメントを投稿しよう!