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時計の音と心臓の音が重なって聞こえそうなくらい、ドキドキしていた。 だって、もうすぐ…。 カチって、はっきり聞こえたかのように、0時ピッタリになったら…。 『お誕生日おめでとう!!』 どこからともなく、赤いリボンでラッピングされた箱が出てきた。 プレゼントって理解しただけで、鼓動が高鳴っていく感じが分かった。 『ありがとう、俊。』 『開けて、開けてみてよ。』
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