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「はぁ?!俺が子守っすかぁ??」
俺は東翔大。
24歳独身。
やっと就職して安定した頃、憧れの先輩である源川 拓也さんにいきなり言われた。
「おう!社長の息子さんの子守役をお前に任せたいらしいんだ」
「何で俺が…」
「最近まで秘書の志賀透さんが子守を任せられたらしいんだけど、会長さんに呼ばれていてしばらくいないらしいんだよ」
「だったら、ベビーシッターを呼べば…」
「あー無理無理。社長さん、うちの会社の奴が良いらしくてさ。
だが!部長含めて俺達は忙しい。
そこで新任であるお前に回されたらしいんだ」
ポンッと肩を叩かれてニコッと笑った。
「はぁぁぁ?!何で、新任に任せるんですか!?俺…朝とか早いし昼は仕事。夜は帰りが遅くなるし…」
「大丈夫だって!最近省エネで仕事はすぐに終わるし、何より昼は保育園にいるから大丈夫だ!」
拓也先輩はニカッと笑って、“頑張れよ!”と言って立ち去った。
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