出会い

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鋼牙「うう……ここは?」 かごめ「あっ!やっと目が覚めたのね、よかった…。 ここは楓おばあちゃんの家よ。安心して。私はあなたを助けたいの。」 とは言ってもすぐに現状を理解するのは難しいらしく、鋼牙は自分の額に手を当て困惑した。 かごめ「あなた三日も眠っていたのよ。傷はだいぶよくなったけど、もう少し休んだ方がいいわ。」 鋼牙「…俺は確か妙な男に四魂の玉を狙われて……っ!そうだ仲間!俺の仲間はどうした?!」 身を乗り出して聞いてくる鋼牙。仲間のことがどれだけ心配か私にも伝わってくる。 …だめ、言えないよ。 かごめ「………。」 鋼牙「おいっ!!」 楓「何だ鋼牙。やっと目が覚めたと思ったら大声出しおって。傷に障るぞ。」 ちょうど楓おばあちゃんが外から帰ってきて、鋼牙の視線はそちらに向けられた。 鋼牙「俺の仲間はどこにいる?!頼むから教えてくれ!」 楓「……死んだよ。」 かごめ「っ!楓おばあちゃん!」 楓「かごめ、こういうことは隠さずに話してやった方がいいのさ。鋼牙、お前の仲間はみんなあの男に殺されたよ。」 鋼牙「なん…だと?!」 .
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