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少年
「朝か…。金曜だし、あと一日頑張るか。」
そう言って俺…神王牙 竜(ジンオウガ リュウ)は、とてもダルいなか朝をむかえた。
竜
「朝飯は何にしようかな…、パンとコーヒーでいいや。」
適当に朝食をすまし、学校の準備を始める。が……
ピンポーン
とインターホンがなった。
声
「デュウ!まだ寝てるの?」
竜
「もう少しで準備できっから待て!」
声の主はお隣さんの緋花 瑠璃(アケバナ ルリ)。
同じ学校なので、よく一緒に登校している。けど、なぜ俺のことをデュウと呼ぶのかわからない。
準備ができてドアを開けると、空が快晴であることに気づく。
竜
「思えば…、もう夏か。」
瑠璃
「そうだね。これからもっと暑くなるね。」
雑談しながら歩くこと
約6分………
学校に到着。
俺たちの学校は、
鳳天高校(ホウテンコウコウ)で、2年である。
竜
「おはよう~。」
男子
「よう!学園祭の出し物、なんか考えてきたか?」
そういや、もうすぐ学園祭だっけ?
竜
「いや…まったく。」
もう何するかなんて、
考える気にもならない。
そんなとき………
キーンコーンカーンコーン
担任
「よーし!みんな、席につけ!」
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