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担任がとても元気に、
指示をだした。
クラス
「「「「はーい!!」」」」
皆は指示どうりに
席についた。
担任は、雨宮 正光(アメミヤ タダアキ)という名前で、男である……が、
なぜか、生徒の人気が
高い………。
雨宮先生
「それじゃ、さっそく…
学園祭の出し物について。何か思い付いた人は?」
………シーン……
誰一人いない。
男子
「おい竜、なんか出してくれよ。」
前の席の紅月 蓮牙(コウヅキ レンガ)が、
静かに話してきた。
俺にどうしろと……?
……………、
悩んだ結果、
竜
「先生!誰も何も考えてません!!」
クラス
「「「!?」」」
素直に諦めよう。
これが一番いい。
皆、驚いた顔で、こっちを見ていた。
雨宮先生
「そういうことか……、
どうりで何も言わない訳だ。」
先生の笑顔は崩れていない。でも、
内側が見えそうで恐ろしい………。
そんなとき……、
キーンコーンカーンコーン
チャイムだ。
授業開始の合図だ。
背丈の低めな先生
「おはようございますなのです!」
空気を壊すかのごとく、
授業の人気アイドル……、恵春 弧萌(エハル コモエ)先生がドアを開けて入ってきた。
恵春先生
「……えっと…、雨宮先生、どうかしましたのですか?」
雨宮先生
「みんな……、授業の準備をするように。」
クラス
「「「はい……。」」」
雨宮先生は去った…。
その後の授業がどうだったかは、
想像にお任せします……。
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