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暗い授業が過ぎ去り、
放課後がやって来た。
瑠璃
「何も、あそこまできれいに言わなくても…。」
瑠璃は笑いながら話してきた。隣なので、距離もそんなにない。
竜
「あれが一番よかったんだよ。少なくとも、
黙りきるよりはまだマシだ。」
瑠璃
「そうだね…。」
竜
「さて、終わったことだし…帰るか。」
瑠璃
「うん!」
鞄を持って、帰ろうと思った時に………
ドッカーン!!
とすごい音が響いた。
男子生徒
「おいなんだ、今の音は!?」
音は校庭からだった。
見ると砂煙が上がっていた。
蓮牙
「なんだあれは?人か?」
その中に、人影のようなものが見えた。
人影
「見つけた。神王牙 竜!」
……は?俺?
人影はまっすぐに、
「俺」に飛んできた。
そして、右腕をあげ、
何かを撃ってきた。
竜
「いきなり、何撃ってんだ!」
俺はそれを刀で打ち落とした。
説明していなかったが、
この学校は、力を持った人が主に通う学校で、刀剣などの武器は普通である。
さっきの攻撃で、
窓付近に大きな穴ができた。
竜
「テメェ!なんてことしてくれんだ!」
砂煙がなくなると姿がはっきりとした。
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