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「しゅーうちゃんっ」
『………。』
「しゅうちゃん!!!」
『………。』
…エンドレス無視ですか!?
いーもん。こうなったら…。
「秀ちゃんの分のケーキ食べちゃうから。」
がばっ!!!!
『太るぞ。』
にらまれた。
てかケーキに反応するなよっ!
子供か!
「夕飯できたよ。」
『ん、いまいく。』
何気ないこの会話や日常が私は大好きだった。
秀ちゃんはちょっと素っ気ないけど、私にいっぱい愛をくれる。
「美味しい?」
『………普通。』
前言撤回。
秀ちゃんはかなり素っ気ない。
『ごちそうさま。』
「お粗末様でした。」
『今日はどうするの?
帰るなら送る。』
「んー…。泊まってこうかなぁ。雨降ってるし。」
『……お風呂一緒に入ろ。』
と頬を赤らめつついう。
……かわいいっっ
「いいよ!」
私と秀ちゃんが出会ったのは三年前。
桜が綺麗な時期だった。
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