転校生

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目をちゃんと開けると、そこには赤い髪の色をした男の子がいた。 男2「何だテメー!?調子に乗んな!」 ?「えいな!」 シュ、バシッ! ドサッ! ボールは男の顔面に見事命中した。 男はそのまま気絶した。 千「あ、ありがとうございます!」 千里はその男の子に近づいた。 ?「んー?別にええで(^^)」 男の子はニカッっと笑った。 すると、千里は足元に転がっていたボールを拾った。 千「テニスボール?君もしかして、テニスやってるの?」 ?「そや!めっちゃ楽しいで(≧∀≦)」 千「わかる!試合やってる時は最高!あっ……ごめんなさい。1人で盛り上がって(>_<)」 ?「何で謝るん?別にええで(^^)」 千「あの……名前は?」 ?「んっ?わいか?遠山金太郎いうまんねん(^^)よろしゅう(・∀・)」 千「遠山君?って呼んでもいい?」 金「ええで(^^)あっ!朝練遅れてまう!急がな(>_<)ほな!さいなら」 金太郎は走って行った。 千里はポカンっと金太郎の後ろ姿を見ていた。 金「毒手いややー!」っと叫びながら走って行った。 千「クスッ、明るい人だなぁ…いいなぁ。テニス」 千里はもう一つのテニスボールも拾い、中学校に向かって歩き始めた。
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