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槍術なんてやったことがない…
だけど幸村の様にやれば大丈夫。
千「さぁ…Let's Party!!」
「行[ゆ]け!!」
千「いざ参る」
敵は私が幸村だと思っているからか、怖じ気付き一刀の早さがどちらかというとゆっくりで避けやすかった。
「真田幸村!!何故逃げているのだ!!」
千「…」
嫌だ…
「何が日本一の兵[つわもの]だ。ただの弱虫ではないか」
千「…違う…」
「そろそろその首をいただこうか!!」
相手が一度に斬りかかってくる
誰か…誰か!!
「その首いただいたぁ!!」
私は死を覚悟した
でもやっぱり……ここに来れたのに死ぬなんて嫌だ…
ガキィィン
刃と刃の交わる音が響き渡った。
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