1人が本棚に入れています
本棚に追加
さっきまで野球をしようとしていたほぼ全員が勇者だったとは……
どうやら私の危機感も鈍っていたらしい。
だが、所詮 ガキ勇者
私の敵ではない。
私は全身に魔力を巡らせ……
「うぐ…… がはっ…」
全身から来る激痛に意識が遠くなる。
魔力が練れない?
どういう事だ?
まさか、この肉体ではこの程度の魔術も操る事が出来ないと言うのか?
くっ 考えが甘かった。
だが、魔王的にはこれくらいのハンディキャップはなんでもないはず……
私は目の前のガキ達に立ちはだかった。
最初のコメントを投稿しよう!