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「ミキ!!今日は何して遊ぶ?」
「いつきちゃんとお山作りたい!!」
私はいつからかいつきちゃんのママの真似して、ちゃん付けで呼ぶようになった。
同い年なのに、いつきちゃんはお兄ちゃんみたいで優しくて大好きだった。
「いつきちゃん!ミキ、お水持ってくる!」
「だめ!ミキのお洋服が濡れちゃったらダメだからダメ!!」
「じゃあ、じゃあ、いつきちゃんと一緒にいく!!」
バケツいっぱいに貯めた水は砂場に着く頃には半分くらいになってた。
「ぐすっ……いつきちゃん…お水…減っちゃったよぅ……うわーん!!」
「ミキ泣かないで?あっ!ヒコーキ雲!」
泣いてた私もすぐに泣き止んで、空を見た。
青く澄んでいて雲ひとつ無い青空に引かれた一本の白い線がとても綺麗だったな。
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