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『お母様がツキヨミの事を知りたいなら自分の眼で確かめて見るがいいって言うからさ来ちゃった』
ゴンは自前の手鏡で髪を弄りながら答えた
要するにスパイと言うよりツキヨミ本部の見学か…
手のつけられないヤンチャなゴン狐だな
『ミツキ様…申し訳ありません…どうしてもと言われまして』
カラス天狗が苦笑する
『構わないよ カラス天狗もゆっくりしていって カイを呼ぼうか?』
『い…いいえ…そんなつもりでは……』
顔を伏せるカラス天狗
しかし何となく照れてる気がするのは気のせい?
カイも大ガラスの一件があって凄く変わった
僕も見習わなくてはいけないと思うほど積極的に動きツキヨミとしての使命を果たしている
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