夢見月

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朝食を終えると大学に行く準備の為に部屋に戻る   『蒼井おはよう…』   ちょうど坂口先輩が起きてきた   昨夜は夕飯前から眠り続けていたので まだ寝惚けてる風だ   『おはようございます朝食先に頂きました 今日大学きませんか?卒コンの展示ありますよ』   僕は昼間手持ちぶさたの坂口先輩をなるべく外に連れ出したかった   でないと坂口先輩は引きこもる…   『卒コンか…もうそんな時期なんだ…行くよ 待ってて朝食頂いてくる』   坂口先輩はニッコリ笑ってダイニングキッチンに向かった  
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