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『即刻 誕生日パーティーを中止にして下さいっ』
月葉は泣き出しそうになる
『泣くほど嫌なのかよ』
ギンロウが呆れた風に呟く
『泣いてませんっ!』
月葉はギンロウを睨む
事の起こりはカイの双子の片割れケイが偶然 月葉の誕生日を知ったのが始まりだった
誕生日などツキヨミでは祝う習慣などなかったのだが…
誰からと言う訳でもないが月葉を祝ってやりたいと言う気持ちは広がり始めた
月葉が美しく成長した事もありツキヨミの隠れファンはサプライズパーティーを企画
月葉の性格から大々的には催すのは避け密か準備は勧められていた
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