1358人が本棚に入れています
本棚に追加
『ありがとう…ございます』
月葉は胸元に輝くムーンストーンを握りしめ僕を見つめた
『ツキヨミの皆がさ…月葉の為に一週間前から誕生日ケーキを焼いててさ…慣れない事するから失敗ばかりで(笑)でも今日の為に美味しいケーキ出来たって……少しでも食べてやってくれるかな?』
月葉は小さく小さく頷く
やはり恥ずかっただけなんだ
僕は一安心してギンロウを振り返る
ムスッとしてるギンロウ
何だ?またヤキモチか…
参ったな
ギンロウがヤキモチ焼くの分かってたから月葉にはコッソリ渡そうと計画してたのを忘れてた…
最初のコメントを投稿しよう!