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近くまでカラス天狗に送って貰い 後は徒歩でその場所へ向かう
雷鬼の件以来
僕のチカラは ますます大きなモノとなっていた
黒龍から貰った石は
僕の潜在能力を引き出すものだったのだ
こんな満月の美しい夜
僕の有り余るチカラで水を差すのは 良くない
満月の光に導かれるように僕は森の獣道を歩くと香りが漂ってくる
そうか…そろそろ そんな季節になるのだ
森を抜けると一面の月下美人が咲き乱れる
『………』
大ガラスが眠る場所
そこにギンロウはいた
月の光に溶け込むように
キラキラと輝く銀髪が凄く綺麗で思わず見とれる
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