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ギンロウは何も気付いてないらしい
『ミツキ…今日のお前めちゃめちゃ可愛い…』
ギンロウの熱い吐息が長い舌が僕の首を這う
僕の冷めた筈の疼きは再び熱く昂っていた
『ギンロ…大好きだ』
甘くキツい痺れる様な抱擁や愛撫を受け入れるように僕はギンロウの首にすがりつくように しがみつく
僕のまくられた胸元に舌を這わす快感に顎をあげた時に満月が淫靡な僕たちを照らす
ずっと守られてきたギンロウに…
ギンロウは僕の月?
『あっ…そこはっ!!』
僕は内腿を長い舌で舐められビクリと反応した
『ここ好きなんだろ?』
ニヤリと笑い僕の反応を楽しむギンロウ
坂口先輩から聞いたに違いない
『坂口先輩と いったい何 話してんだよっ!』
ギンロウは喉の奥で笑う
『アイツと俺の共通の話なんて ミツキ以外何があるっていうんだよ』
坂口先輩とギンロウ…そして僕が居て初めて成り立つ関係
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