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そうとう古い紙だ
何を書いているのかサッパリ分からない
文字も人間の使ってる文字では無さそうだ
しかも3分の1ほど下の方が破れてる
『破れた所が新しい…落ちる時に破けたのかな…』
ケイは破れた箇所をジッとみつめた
『違う…』
オレは ふっと思いついた
『ケイ…この折り目は何度も何度も開いては閉じていた跡だ…もし小さく閉じたままだったら こんな風に破れたりしない』
ケイはハッとする
『そうか!大ガラスは打たれる前に この紙を見てたんだ……その隙を猟師に撃たれて……下の部分を故意なのか…偶然なのか…大ガラスは破った…』
ケイはオレの推理を理解した様に整理した
『破れた方の紙を探そう!』
オレ達は声を揃えた
双子の意志がピタリと重なりあう
久しぶりの感覚だった
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