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ちょっと…こういうキスは初めてかな…
オレの舌を
まるで赤ん坊が母乳飲む様にして唾液を吸うカラス天狗
そんなに吸われたら舌を動かせない…
キスとしては少々物足りなさを感じるが…ウットリとオレの背中に腕を回し しがみつくカラス天狗の姿はなかなか そそられる
オレに身体を…心を委ね オレを受け入れてくれている
その満足感だけで十分だった
カラス天狗に唾液を与えるようにオレは酸っぱい食べ物を考えた
それだけで人間は唾液の分泌量が増える
カラス天狗は唾液の分泌に悦ぶ様に回された手がオレのシャツを握りしめられる
喉が鳴るほどオレの唾液を堪能するカラス天狗が愛しく思えた
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