36人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
俺の人生は、あるあっけない事件で、瞬間的に終わってしまった…………………………………………今考えると、ショボい感じだったなぁ………
それは、ある日の学校の下校中、俺は自転車に引かれた…………しかも、全自動…………
暗い時間だったし、制服だったからなのかうしろから
ドンッ!!
グシャッ!!
ものすごい勢いで、来た自転車に背中からぶつかり、背中と頭を通りすぎた。その際に、鈍い音と共に俺の人生が、終わった………
**************
「ううっ………何処だ…」
真っ白な空間…………何処だかわからない………
「ここは、私の部屋だよ♪」
声のする方向を見る。
そこには、白髪の少女が一人立っていた
「俺……………死んだんじゃなかったか?……………自転車で………」
うん……確かに死んだはず、グシャってな感じで………
「うん!!確かに君は、死んだけど、君だけは、特別だからね。」
「特別!?俺なんかしたっけ?」
思い当たる事が無いなぁ……
「何もしてないんだけどね……さっき自転車に引かれたでしょ!!その自転車に乗ってる子私の甥っ子なんだよ………それで、君に謝っておこうと思ってね…………………ごめんね!」
最初のコメントを投稿しよう!