あっけない人生

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俺の人生は、あるあっけない事件で、瞬間的に終わってしまった…………………………………………今考えると、ショボい感じだったなぁ……… それは、ある日の学校の下校中、俺は自転車に引かれた…………しかも、全自動………… 暗い時間だったし、制服だったからなのかうしろから ドンッ!! グシャッ!! ものすごい勢いで、来た自転車に背中からぶつかり、背中と頭を通りすぎた。その際に、鈍い音と共に俺の人生が、終わった……… ************** 「ううっ………何処だ…」 真っ白な空間…………何処だかわからない……… 「ここは、私の部屋だよ♪」 声のする方向を見る。 そこには、白髪の少女が一人立っていた 「俺……………死んだんじゃなかったか?……………自転車で………」 うん……確かに死んだはず、グシャってな感じで……… 「うん!!確かに君は、死んだけど、君だけは、特別だからね。」 「特別!?俺なんかしたっけ?」 思い当たる事が無いなぁ…… 「何もしてないんだけどね……さっき自転車に引かれたでしょ!!その自転車に乗ってる子私の甥っ子なんだよ………それで、君に謝っておこうと思ってね…………………ごめんね!」
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