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俺は、いつの間にか草原のど真ん中にいた。
「うっ……ここは、何処だ?…………」
辺りを見渡すが、森林や、湖、草原しか見えなくて人影は、見えない
「とりあえず街まで歩くか?」
そう言って歩き出したがうしろから叫び声が聞こえた。
「だ、誰か助けて~~~!!!!!」
「イキナリこの展開かよ!!」
俺は、声のする方向へ急いで向かった………
***************
「大人しくしろ!!スーラン王女の身柄をこっちに渡せ!!」
2~30人位の山賊が、馬車を取り囲む
「き、貴様らこんなことをしていいと思っているのか!!」
「はっ!!こんなことをするのが山賊ってもんなんだよ!!………野郎共やっちまえ!!」
その掛け声で、山賊達が女王目掛けて走り出す。
「きゃあ!!や、止めてください!!」
「へへっ!!これで、俺達は金持ちだ!!」
無理矢理女王を馬に乗せようとする山賊
「だ、誰か助けて~~~!!」
「スーラン様ーーー!!!(ガキン)くっ!!」
か、数が多すぎる!!
もう無理だ!!
そう、思っていたが……
「な、なんだこいつ!!ぐはぁあ!!」
そこには、金色の長い髪に金色のオーラを出した男が…
「なんだよこいつら、メチャクチャ弱いじゃん!!」
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