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「まあ、そこまでいうならお言葉甘えさせてもらいます!!」
「やった!!」
赤くなりながらぴょんぴょん跳び跳ねる
そんなに嬉しいのか人知れずの俺を城に招くのが!?
「スーラン様は、あなた様を気に入られたようですよ?」
気に入られた?
俺が?
人助けしただけなのに?
「普通の庶民は、助けないものなんですよ例え軍人・兵士だとしても…………盗賊や、山賊には逆らえないんです…」
「庶民ならまだわかるけど、軍人とか兵士が王女を助けないのは、おかしいんじゃねぇか?」
軍人とか兵士は、普通庶民とか王女を助けなきゃ駄目だろ!!
「そうなんですが、山賊や、盗賊には、国に不満を持った軍人・兵士達が集まる集団で、しかも中にはベテラン軍人・兵士がいるので、たちうち出来ないのです…」
ふーんそんなことがあったのか……………
「まあ、それは置いといてもういきましょう!!お父様とお母様が待っておられます!」
「そうですね。それでは、行きましょうか!!えーと………」
「佐藤健治(サトウケンジ)だ!!健治でいいぞ!!」
「それなら、ケンジ様馬車にどうぞ」
ササッと馬車の扉を開けた。
別に王様とかじゃあるまいしそんなにしなくても…
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