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「大丈夫だ。俺達の娘だからな!」
「…はい」
おれは板に手を置いた。
やっぱりなにも起こらない
「そんなはずは!?」
父さんが手を置くと16357まで数値が上がった
そして父さんが真面目な顔になる(戻る)
「アイリス…お前の人生は多くの困難が待ち受けるだろう…俺は獣人、母さんは人間だ。ただえさえ差別されている立場だ。ディゴル家(俺の家名)を貴族が降ろそうとするだろう」
「はい。出ていけば……」
「違う。お前は俺達が守る。貴族の立場なんぞどうでもいい。大切なのはアイリスだ」
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