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丸「楽勝だぜぃ」
………太りますよ。
『あたしはチーズケーキとモンブランと紅茶で』
どれも美味しそうで捨てがたいが。
丸「それだけでいいのかよぃ?」
『………うん』
「かしこまりました」
あたし達はケーキを持ち(丸井クンは持てきれなかったので店の人に手伝ってもらった)、テーブルへと移動した。
丸「……」
あたしはもちろんケーキを食べてるんだけど、
なにやら丸井クンがこっちを見ているようで
『丸井クン、どしたの?』
丸「いや、今日は急に誘ったりして悪かったな…」
今更!?
『いや大丈夫だよ。ケーキ好きだし』
丸「そっか!」
あ また笑った
『でも…なんであたしを誘ったの?』
丸「あ、いや…甘いもん好きだって聞いたから」
『……他にもいっぱいいるでしょ』
丸「木更津と来たかったんだよぃ!」
『ありがとう』
あたしと来たいとか変なの
丸「美味しいだろぃ?」
『すっごく!』
丸井クンの笑顔にあたしもつられて笑顔になる。
丸「……///反則だろぃ」
『え?』
丸「なんでもねぇ」
変なの。でもケーキは美味しいし、案外楽しかったかもね。
丸井クンの良さが分かった気がしたし。
【ただのクラスメートから友達へ】
(なっなぁ!)(ん?)(俺と友達になってくれね?)(?うん?)(やった!)((不思議な人だなー…))((一歩近づいた!))
火曜日ケーキバイキングへ繰り出そう。
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