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私は走った、あの人を救うために 救う?本当にこれであの人は救われるの? あの人はこんな事を望んでやしなかったんじゃないの? 私はあの人を救う為に走るけど あの人が望んだ事は最後まで私と他愛ない話しをすることだった なら、一体何が1番正しかったのだろう 頭がこんがらがる 何が正しいのかなんかわからない 気がつけば私は理事長室の前に立っていた 焦る私は扉を開け放ち、声を張り上げた 「助けてください!―――君が!」
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