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金曜日
君の言葉を頂戴してから1日が立った
返事は決まっていたが
やりきれない気持ちに僕は
夕方までずっと寝ていた
その頭では どう言葉を返すか考えていた
本当は僕は君に言いたい言葉がいくつもあった
けどその言葉は言えない言葉で 告げることもなく 君は去って行くのだろう
どうせなら最後まで一緒に君と幸福の夢を味わいたい
けどその夢が覚めた時
君をより不幸へと誘うのだろう
僕の死後にそんな不幸は嫌だ
僕のENDを
君だけはHAPPY ENDで見ていてほしいから
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