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「放課後、あの河原行くか。
付き合えた記念で」
「うん!今日は寝ない!」
「言ったな?」
「絶対、ぜーったい大丈夫!
だって僕重たいし
迷惑かけたくないもん‥」
「迷惑な訳ねーじゃん。
彼氏らしいことさせろ」
「あ‥ありがと」
山ちゃんの口からでた
“彼氏”って言葉で改めて
恋人なんだって実感。
「じゃあ僕、職員室行くから
先に行ってて?」
「‥‥ん。」
‥でも、1つだけ。
告白されてからずっと
気にしていた疑問があった
学校だと山ちゃんはすごく
素っ気なくなる。
キレる訳でも照れる訳でも
なく、僕を‥避けるように。
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