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「ちゃんと言ってくんなきゃ
分かんないじゃん。」
「言いたくない‥」
もう山ちゃんのこと
信じられてるって思ってた
でも全然ダメじゃん
いざとなると不安になって
あの事もちゃんと話そう
って思ってたのに
恋人でいる資格ない‥
「俺‥裕翔のこと、何にも
分かってないから。
全部全部知りたいんだ」
そう言って、ぎゅっと
僕の頭を胸に引き寄せた。
「俺はお前の恋人だろ?
支えてやりてぇんだよ‥」
山ちゃんはいつもそう。
まるで僕の心を読むように
安心させてくれる
.
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