第1章

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昭和40年の5月に、俺は生まれた。 人は、生まれた時に一生分の親孝行をする。 なぜか? 親は、自分の子供が生まれると 「目の中に入れても痛くない」 と言う程可愛いと言う。 それほど親を喜ばせるのだ。 この時に、子供は一生分の親孝行をしてるのだ。 だからと云って、後は親不孝でいいと言ってる訳ではない。 俺が親不孝だっただけである。
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