始まり

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「お前のせいで怒られたじゃんかよ!!」 美代さんが部屋に戻ったのを確認して、八つ当たりを開始する。 「どっからみてもお前のせいだろ!!」 「美代さん若いよな~」 ほんの少しだけ自分にも非があるので、話しを逸らしてた。 「急に話そらすな!……けどそうだよな、でもあれで三十路「おい!」で彼氏無しなのは不思議だよな~」 俺はあることに気づき止めようとしたが遅かった。 「誰がおばさんで万年彼氏無しだぁ!?」 そこには般若……もとい美代さんがいた。 「ひっ!?大屋さん!?そこまでいってません!」 「問答無用!」 奴の断末魔は一番近所迷惑だった。
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