in The 『HoD』

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しばらく歩くと前の方に動くものを見つけた。 俺達は慎重にそれに近づいていった、そこには人一人より少し大きいくらいの竜がいた。 大地は既に退け腰だが、俺は違和感を感じて竜をよくみてみた。 「あいつ……罠にかかってる」 『助けにいきますか?』 『助けにいこうものなら食べられるよ!』 「俺、行くよ」 「えっ翼!?ちょっと待てよ!」 「大地はそこで待ってればいいから、じゃっなんかあったら頼むな!」 「おっおい!?」 俺は竜に向かって少しずつ刺激しないように近づいていった。 竜は俺に気づくと唸り声をあげ威嚇してきた。 俺はそれでも少しずつ近づいていく、すると竜は息を吸い炎を吹いた。 突然のことに顔を守るくらいの対処しかできなかったが、その時俺はあることに気づいた。
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