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[俺と優人はいいよ。]
書いたはいいけど、誰に見せるべきか。
あーっと。
「なぁにぃ?」
ペロペロキャンディーをペロペロしながら、ウィザードは首をかしげた。
「お、れと優人はいいよ?」
「なんでだよ!!」
すかさず、岩崎優太が吠える。
「こんなにも優しい、優太の誘いを断るなんて!」
おーけ。
プリンスは、ちょっと黙ろうか。
なんでだよって言われてもなぁ。
まぁ、強いて言うなら?
[食べ終わったし。]
俺は、空になった器を指差した。
食べ終わってんのに、何をご一緒するんだよ。
岩崎優太が叫んだ。
「いやだ!!うみと優人も一緒がいい!!」
まじでか。
うっそやーん。
あーもう。
うっそやーん。
俺が驚きすぎて、顎が外れそうな勢いでいると、キングが判決を下した。
「しょうがない下民共。特別に一緒にいることを許す。」
ははぁ、有り難き幸せでごさりますです。
キング様!!
ってばかっ!
あぁぁあぁああ。
だーりんへるぷみー!!!!!
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