258人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
 ̄
そして、宇宙人との遭遇にダーリン吃驚。
ポカンとしているレア顔は、きっと親衛隊のなかで出回るだろ。
超うける。
「うみのダーリンです。」
いやん。
そんなストレートに言っちゃう?
俺、照れちゃうよ?
嘘、照れないよ。
ダーリンの自己紹介に続いて、自分もしてみた。
[ダーリンのハニーでっす!]
文字の回りに、ハートをこれでもかって言うくらいに散らばせたものを岩崎優太に見せた。
すると、段々顔が青くなっていく。
わぉ。
おまえ、どうしたし。
岩崎優太は、ばんっと机を思いっきり叩いた。
「そんなの嘘だ!!」
そして、ダーリンを思いっきり睨み付ける。
え?
なんで?
俺がガチで驚いていると、岩崎優太はダーリンを指差した。
「うみ!!こいつに脅されてるんだろ!!」
そうなのっ!?
ダーリンをみれば、おでこをぺちって叩かれた。
わかってますよー。
冗談ですよー。
ノってみただけですよーっだ。
井草優太は続ける。
「だから、そんなこと言わされてるんだ!!お前、最低だな!!」
そうなのっ!?
ダーリンをみようとしたけど、がっしり頭が押さえつけられててみれなかった。
んー、以心伝心?
「おい!!うみを離せ!!汚い手でうみに触るな!!」
汚い手って、トイレ行って洗ってないってこと?
俺が悩んでいると、ダーリンが耳打ちしてきた。
「うみちゃんって、俺を巻き込むのが得意だよね。」
うふふ。
怒ってらっしゃる。
これは、とてつもなく怒ってらっしゃる。
どーしよっ。
梅ちゃんの所に、緊急避難するしかないな。
最初のコメントを投稿しよう!