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特に話題もなく、お互い黙々と作業をし、一区切りついた頃にはもう九時を過ぎていた。
「はぁ……疲れたなぁ」
俺は教室の真ん中で大の字で寝転んだ。
「お疲れ様~。あっ私、お手洗い行ってくるね」
そういうと、とっとと教室を出ていった。
静かな教室。
天井は蛍光灯の明かりがギラギラしていたが、集中続きの作業に俺の目の前はゆっくりと暗くなっていった。
「……はっ」
どのくらい寝てしまったのだろう
教室だが、電気が消えていて、周りが良くみえない。
「あーぁ。もう起きちゃったの?」
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