黒い人間

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腰が抜けて動けない仲間 容赦なく黒い男は近づいていく 「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」 恐怖で怯える息遣い。 距離があるのにここまで聞こえてくる そして・・・ 「ぁ・・・」 仲間に黒い男の指先が 触れた サァァァ・・・ 仲間は一瞬にして真っ黒になり 灰になって風に流されて 消えた それを見た他の仲間はパニックになったのか、ただただ走っていった だがパニック状態からか周りが見えていない 走り続けている 黒い男に近づいているのも気づかずに
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