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またチェアーに座ってヒナのことを考えた。
未だにヒナの気持ちが分からへん。
「ヨコ、さよなら。」
その言葉が響いている。
いつも左に居ったヒナが居らんのは戸惑ってまうわ。
ヒナ宛の郵便物もまだこっちに届く。
その度に悲しくなるし、淋しくもなる。
でもな、ヒナ。
お前と見つけれんかった答えは、お前の知らない誰かと見つけてみせるから。
きっといつか見つけるから。
今は無理やけどな…。
もしヒナに一つだけ強がりが言えるなら。
もう恋なんてしないなんて言わへんよ、絶対。
-END-
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