印の数だけ溺れた数

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「風呂行こ。」 ヨコが俺の腕を首から外して俺の手を引いた。 ガチャ、とヨコがドアを開ける。そこにはお湯も何も入っていない浴槽。そこに入れられれば、ヨコが俺に跨がった。 「ヒナ…いれるで。」 言い終わると同時にヨコの長い指が入ってきた。 「いたっ!!」 「大丈夫。すぐに気持ちよくなる。」 ヨコは指を出し入れする。 「あっ…んんっ!!」 「もう二本いれるで。」 ヨコは二本の指を同時にいれて、中でバラバラに動かした。 「あぁああ!!ヨコ…もう…アカ…ン。」 俺は限界を知らせた。するとヨコは指を抜いた。 「ハァ、ハァ…なん…で?」 「ヒナだけずるいやん。」 ヨコはニヤッと笑ってシャワーを手に取り蛇口をひねった。 ザーっとお湯が出て俺にかけられた。 .
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