印の数だけ溺れた数

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「あぁああ!!んっ…。」 喘ぎながらもこの状況に慣れてきた。 繋がれながらもヨコの体をつー…っとなぞってみた。するとヨコの動きが止まった。 「ヒナ、ハズい…。」 「ハズいことなんて無い…やん。それに…ヒナやない。」 そう言って更になぞる。 「しん…ご…。俺、もう止まらへん…。」 ヨコはさっきよりも激しく突いてきた。 「あぁああ!!ヨ…コ、イク!!」 「まだダメ。」 「む…り……んあぁぁ!!」 俺は浴槽内に欲を放った。 「まだダメ言うたやんか。」 そう言って俺の胸に跡をつけた。 「んっ、ヨコォ明日、撮影…。」 「こればれたらハズいなぁ!!」 「ヨコのアホ…」 「そんなん言ってええの?ん~…あっ、そうや!!毎回イクごとに跡つけてやる。」 ニヤッと笑ってまた激しく突いてきた。 「あぁああ!!ヨコ…はや…あっ…いねんっ!!んぁ!!」 2回表の開始。 「お仕置きや。」 「あぁ…んっ…ダメ!!」 「信五、腰揺れすぎ。」 お行儀よくなんて待てへん。 愛してよ、愛してよ。 ひどく溶かして。 水音が場内に響く。その音をかき集めるように浴槽に少し溜まった水面が揺れる。 .
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