17才ってええかも

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「すばる君!!」 ただボーッと空を見上げていた君を呼ぶ。 「ん?」 少し遠くに居る目の悪い君は、僕の方を向いて焦点を合わせようと目を細める。 僕は少し叫びながら言う。 「自分が自分でなくなりそうなら、いつでも飛ばしてよSOS。そのHAND PHONEで…。」 そう言って僕は、すばる君の手を指さした。 すばる君はくしゃっと笑って僕に近づいてきた。目の前まで来るとおもむろに座った。 「まるも座って。」 すばる君に促されて僕も地面に座る。 するとぐいっと思いきり手を引かれた。 「うわっ!?」 とっさに地面に手をつく。視界には地面とすばる君。 「じゃあ今飛ばすわ。そのHAND PHONE。」 すばる君はそう言って僕の制服に手をかけた。ひとつひとつボタンが外されていく。 僕のYシャツのボタンが全部外されて羽織っているだけになった。すばる君は僕の首に腕をまわしてキスをしてきた。 そのまま僕は流れにまかせた。 黒い髪の君が誘い、覚えてしまったABC。 君の髪で隠してた心をさぁ、開いて。君の事気づいている人がきっと居るから。ひとりじゃない感動を覚えたことないですか? .
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