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「ヒロ、聞いて?」
「ん?」
なんの前触れもなく歌って、あぁ、俺はなんて気まぐれでわがままなんやろ。
「俺の気持ち…。」
歌い終わった後は恥ずかしい。ちゃんと伝わったんかな?とか思ってまう。
「亮ちゃんは歌が上手いなぁ。気持ちがな、心に届くねん。」
ヒロは笑って抱きついてきた。
「僕も、大好き。」
君と俺の間に咲いた、世界に一つの愛の花。
心が求めてる。
君だけを我がままに抱きしめていたい。
「これからも俺のそばに居ってな…。」
「おん、今からは恋人としてな?亮ちゃんにもいつか追い付くから…。」
「ゆっくりでええ。無理はすんなよ…。」
大切な人を守りたい
君が俺に教えてくれた。
いつまでも変わらずにずっと、この青い空寄り添って、どこまでも二人で歩いていこう。
目を閉じれば昨日のようさ。
子供みたいに笑う君と出会った。
-END-
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