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「ヨコ、おかえり!」
「は?」
すばるはまるの膝に乗りながら出迎えた。
「裕ちん、おかえり!お疲れ様!」
まるはすばるを後ろから抱きしめながら椅子に座っていた。
「ヨコチョ、おかえりなさい。疲れたやろ?」
ヤスは優しいから俺の体を気遣ってくれた。
「横山君おかえり。ソロコンどうだった?失敗した?」
亮はニヤニヤしながらお出迎え。
「亮ちゃんヒドッ!あっ、横山君おかえりー。遅いから先につまみ食いしちゃった!」
大倉はいつもの笑顔で俺のいつも座る場所にいた。
「横山君おかえり!僕もいるから忘れんでなー?」
「ヒロを忘れる奴なんかおらへんって!」
「亮ちゃんイチャイチャすんなやー!」
「まる黙れ」
内は亮に寄り添っている。
「おかえり」
いつものように両手広げて待っててくれる、あなたに向けた
「ありがとう」
溢れだした想い。
ヒナを抱きしめ、頬にキス。
ありふれた言葉さえ繋がる明日へ。
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